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とあるマブスファンが優勝のために考察するブログ

19-20マブス懐古記録 ~2019/10/23 vsWashington Wizards~

  こんにちは。もうすぐシーズン始まりますね。プレシーズンも終わり、皆さんそれぞれ新シーズンへの期待と不安を抱いていると思いますが、こんな時に昨シーズンの僕の個人的なマブスのお気に入りの試合を振り返っていきたいと思います。新シーズンが始まると昨シーズンの試合が見れなくなる?と思うのでなんやねんって感じですが、この記事を見ながら一年前はあんな思い出もあったなー、と懐かしんでいただけるとありがたいです。

 

2019/10/23 vsWashington Wizards DAL 108-100 WAS


Dallas Mavericks vs Washington Wizards - Full Game Highlights | October 23, 2019-20 NBA Season

 

 記念すべき2019-20シーズンのマブスの開幕戦はまさかの日本中が注目する八村塁デビュー戦になりました。この試合を選んだ理由はもちろんそんなバックグラウンドもありますが、それを抜きにしてもマブスにとってパーフェクトな開幕戦になったのではないでしょうか。試合展開としては、序盤こそ出遅れるもその後はリードを奪い返し、3Qまでは二桁リードを保ち続けます。この試合の注目ポイントとして「ドンチッチの『期待の若手』から『スーパースター』への成長の片鱗が表れたこと」があると思います。昨シーズンのマブスの開幕前の評価は、プレーオフ出場当落線上くらいで、

ドンチッチ・ポルジンギスの若手コンビは楽しみなものの、「今」勝たせられるスターなのか、というのはまだまだ不透明だったように感じます。オフの補強もキャップスペースを空けた割に大したこともなく、ポルジンギスは前十字靭帯断裂の大怪我からの復帰と、ファンであっても不安要素が目につき、決して胸をはって「今シーズンはプレーオフは間違いない」とは言えなかったと思います。

 そんな評価のマブスの中で、ドンチッチは初戦から飛ばしてくれました。確かにウィザーズのディフェンスが良くないのもありますが、この試合ではスピードのミスマッチを作ってからの緩急の使い方が本当に上手く、ルーキーシーズンに比べてかなり楽に動けているように感じました。一年間NBAでのシーズンを経験してディフェンスに慣れた結果、2年目の最初の試合で更に成長した姿を見れてとても安心した記憶があります。もちろんこの後これを上回る活躍を幾度となくしていくとはこの時は思っていませんでしたが笑

 そんなドンチッチの横で、マブスに来てからこれが初出場のポルジンギスはなかなか思った動きができていませんでした。序盤は動きが硬く、シュートはことごとくリングに嫌われました。そんな中で4Qに入るとウィザーズの追い上げに合い、一時19点差が一桁まで縮められてしまいました。なかなか突き放せないマブスと追い付けないウィザーズ、そんな展開の中で一発で流れを変えたプレーがこれです。


Kristaps Porzingis With A HUGE Alley-Oop SLAM vs Wizards 23/10/2019

 ルーズボールを取ったドリアン、拾ってロブパスを投げたブランソン、そこに飛び込んで鬱憤を晴らすかのようにアリウープを叩き込んだポルジンギス、そしてなんにもプレーに関わってないのに特大のガッツポーズを決めるドンチッチ、全てが連続して起こったことでこの最高のプレーが生まれました。たったワンプレーですが、マブスファンを安心させるためには十分でした。過去3シーズンプレーオフを逃しており、僕自身昨シーズンのマブスがどこまでいけるか不安も結構ありましたが、この試合があったからこそ、「今年は違う」と思えた。そんな意味でも昨シーズンのマブスにとって意義のある開幕戦だったと思います。

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